ホームページ制作業者選定方法
「今年サラリーマンをリタイアして事業者として独立しようかと思うんだけど、ホームページってあるじゃん? あれって検索エンジンで業者を探してリスト化した後は、どこで腕がよいのかをどうやって見分ければよいの?」
そんな相談がラプターにあった時にお答えした時の、ホームページ作成代行業者の選定方法の1つをこのページでご紹介しておきます。
まず、それまで付き合ったことのないWEB作成業者となるわけですので、インターネットで検索し、検索エンジンで表示される順番でリスト化するというのも【1つの手】だといえます。
リスト化した中から、気に入ったホームページ作成業者などがあれば、その順番にチェックしていくとよいかもしれませんが、順番はどうでもよいことです。
構文エラーチェッカーサイトでチェックする
調べたいホームページのトップページのURLを構文エラーチェッカーのサイトに行き、具体的な根拠となるデーターを数値化します。
上記のように、<Another HTML-lint gateway>のWEBへいきます。
下記のように画像の中に調べたいURLを入力し、チェックボタンを押します。
そうすると、下記の画像のように点数が表示されます。
非常に厳しい採点方式ですが、ここでは一応60点以上を合格として、リストにメモっていきます。
コンテンツを読んでみる
ラプターの紹介している構文エラーチェッカーは、非常に厳しいので、点数が低いからといってダメと決めつける必要はございません。 そのまま画面を下にスクロールして、ソースの<コンテンツ>の中を読んでみます。
htmlファイルで作られたプログラムをソースと呼びますが、特に専門知識は不要です。
ソースの中に下記の画像のようにコンテンツという始点を探します。
よく▽マークを使いますが、▽コンテンツ ← こんな風に尖ったものが下を向いているのが始点で、△コンテンツ ← こんな風に尖ったっものが上を向いているのが終点を指します。
ホームページ作成をしたこともないような人がこのソースのコンテンツ部分を読み、ある程度意味がわかるようなものは、「読む人のことを考慮して意図的にそのように作られているケースが多い」ですので、そんな場合一流のWEB職人が作った可能性が強くなります。
なぜこんな風に分析していくのか?
「そうなんだ~。 わかった、この方法で悪質なホームページ制作業者を探せばよいってことだな?」
だいたいこんな風になにかわかったという感じで、決めつけてしまう傾向にあるようです。 悪質と決めつけるのは少し問題あるような気がします。
絵を描く人の特徴だと考えるとイメージしやすいのかもしれませんよ。
ホームページというものを作っていく過程で、どうしても作者の考え方などがソースなどに出てしまうとラプターは考えます。
個人の趣味・余興でわざわざお金を出してまで、WEBを作ってもらう人というのは少ないと考えます。 ビジネスという営利目的でしょうから、費用対効果を考えるべきかと思うわけです。
機械に頼りすぎる爪痕
実は、ホームページのソースを見た時に、プログラムに頼り切る人は、▽コンテンツ から △コンテンツ という部分を素人さんが読んだ時に、どうしても爪痕が残ってしまうものではないでしょうか。
今回このページでは、
という2段階の方法で、どちらにも属さないホームページの中には、データーベースを用いたプログラムで動いているものがあるという点に注目していただきたいのです。
プログラムが悪いのでありません
ホームページ作成代行業者などの場合、データーベース系を用いるケースの場合、WEB構成ページ数が極端に多い? あるいは、被リンク数(バックリンク数)が極端に多い傾向にございます。
どちらも制作費用が高くなる構造なのです。
よって、一般の人が普通に依頼した場合、予算不足からスカスカの状態で納品されることになり、SEO的にも効果が低くなる可能性がございます。
あるいは、外部被リンク数に頼り切る構造にするしかないとも考えられますが、2,011年8月頃より、悪質なスパム行為に警告やインデックス削除されるということが増えております。
悪質なホームページ制作業者に騙された
「悪質なホームページ作成代行業者に騙されたことがあります」 そんな風にいわれる人は少なくないようです。
ただ、悪質という言い方は少し疑問も残ります。
ホームページ制作業者の中には、検索エンジンで上位表示されること以外で得意なものがない人は少なくありません。
一方制作依頼しているクライアントも、検索エンジンで上位表示されればよい、そんな風潮もあります。
その結果、「検索エンジンに上位表示されることを目的」のようになってしまい、本来の「お客さまに選ばれる、商品が売れるホームページ作成」 というものでなくなってしまいがちです。 これを重く見ている検索エンジン側は、インデックス削除などを開始し始めている。
そういった現実を事業者として、どう自分が行動していくのか!
それが大切ではないかと、友人にラプターはお答えしました。
この問題は、これからホームページ作成を自分の手で行う人でも一緒ではないでしょうか。
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2012年1月1日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:分析