コンテンツ量分析

ホームページを作成する前に、ライバルWEBのコンテンツ・ボリューム量を分析することが大切です。 HPを専門業者に依頼した会社でも、管理者が自社のHPをきちんと管理する際の方法の1つでもあります。

以前ある会社の社長よりラプターにご相談をいただいたことがあるのですが、「私らはホームページ作成業者が本業ではない素人じゃないですか? 悪質な業者を見分けろなんていわれても、そもそもどんな風にチェックすればよいのかがわからないでしょ?」 という分析の手段を持たないという内容でした。

素人さんであっても、インターネットには便利なツールやサービスが数多く存在しております。 感情が入ると分析の精度がどうしても悪くなりますので、客観的かつ具体的な方法でリスト化することをお勧めしております。

このページでは、そういった方法をご紹介していきますね。

検索エンジンに訊いてみるのも1つの手

「検索エンジンに自社のHPがスパム判定受けたと仮定して、いったいそれをどうやって調べればよいのかがわからない」 そういわれるのでラプターが、「だったら検索エンジンに直接訊いてみればよいのではないですか?」 と言うと大変驚かれておりました。

2010年暮れにヤフー(YST)検索エンジンは、グーグルと業務提携し、現在ではグーグル社の格付けされた順位などが検索結果順位に反映されております。 よって、グーグルで検索していきます。

グーグル・サイト検索

上記の画像のように、グーグル検索をします。 入力の際には、半角英数字モードで、site:http://fuk-hp.rulez.jp/wordpress/ という風に、調べたいホームページのトップページを入力します。 サイト、そしてコロン、調べたいURL の順番になります。

検索すると、上記の画像のように、37件などのように表示されます。 原則ここでの検索結果で表示される件数=ホームページのコンテンツ・ボリューム量となります。

インデックス削除の場合

検索エンジンにインデックス削除されたりしました場合、検索結果がありませんと表示される傾向にあります。

また、本来存在しているホームページのページ枚数よりも、検索結果が少ない場合、あるいは最上段にトップページが表示されない場合は、なんらかの異常と考えられますので、軽いスパム判定の可能性が考えられます。

ちなみに無料ブログサービスの場合には、今回のようなやり方をしますと、実際の記事数の3倍くらい表示されます。 これは、自動で作成されるページ数がそれほど多いからです。

CMS系、WORDPRESSなどの場合も、実際に書いた記事投稿数よりも多く表示されますが、上記と同じ理由です。

いわゆるほんとのホームページ作成されたものは、最上段にトップページが表示され、実際のWEB構成ページ数と一致しているケースが多いです。 この場合、「あ~これはCMS系ではないんだなあ~」 そう判断できます。

サイト管理者としてのメンテ

毎日などではございませんが、ウェブサイトの管理者は、今回の方法などを用いて、自分のホームページが設計あるいは作成した通りに、トップページが最上段にきて、ページ枚数なども一致しているか? そんな確認を普段していたりします。

ホームページ作成運営管理している場合、原則この方法の場合、トップページが最上段に来ていないと、まずトップページがインデックスされていないのか? 

トップページだけインデックスされないのは、主に被リンクなどによるスパムの可能性などが考えられます。 検索結果に出したくないという意思表示ではないでしょうか。

あるいは、トップページが最上段ではなくて、別の場所にある場合、WEB作成での構造などにどこかおかしい構造などがある場合にこういう現象が起きることがあります。

ホームページ作成業者を探す場合

ホームページを自分の手で作成はしないで、どこかWEB制作業者を探す場合でも、この分析方法で、「この業者はコンテンツ・ボリュームが異常だなあ~」 などや、「この業者は少しおかしくないだろうか」 などのように自分なりの判定が客観的にできるようになります。

ある程度で構わないと考えますが、自分なりに具体的かつ客観的なデーターを元に分析できるようになると、悪質な業者などに騙されなくなりますので、お得となります。

コンテンツ・ボリュームが異常! という表現は少し大げさに書いております。 検索エンジンは専門性の高いコンテンツを好みますので、スカスカなオリジナルのないコンテンツなどがよく内部要因からのリンクスコアを稼ぐ為に、同じような内容のページを量産し、凄そうなコンテンツを装うケースが意外とあります。

ラプターの考えですが、ホームページを作成する場合、読む人のことを第一に考慮し、特に読む必要がないと考えられる内容は、別に無料ブログサービスなどを利用し、コンテンツ量を必要以上に膨らませないようにしております。

どうしても、意図的にSEO対策の1つとして、無理やりページ数を水増ししていると読まれた人に思われると、質の良いお客さまが逃げてしまうからです。

やり方はまず試して覚える

「私は初心者なので・・・」 口癖なのかもしれませんが、なにかある度にそんな言い方をされる人がいらっしゃいます。 簡単な分析というのは、ツールを使って客観的かつ具体的なデーターを抜き出しているだけです。 まず、実践体験をされ、慣れが伴うほどに多少上達もしていきます。

最初からすべて完璧に分析できる人は少ないと思います。 試してみるということが大切なのです。

コンテンツ・ボリューム量というのは、提供するサービス内容や、販売する商品によって、適性と考えられる量が変わってきます。 通販などは商品数が多いので、必然的に増えます。

反対に少なくホームページ作成してあげる方が、読む人の目が泳がずにきちんとメッセージが伝わることもございます。

ラプターの場合のコンテンツ量

「ホームページ作成したことのない、特別専門知識を持たない人であっても、コツを抑えよいツールやマニュアルを手にすれさえすれば、意外ときちんとしたものが作れちゃいますよ」 それがラプターのWEBのコンセプトとなります。

つまり初心者向けとしたサービスを前提としておりますよね?

こんな場合だと、「コンテンツがどんどん増えていく方向性の方が、読まれる人にとって役立つのではないか? だとすれば、更新が簡単で気軽にできるWORDPRESSでホームページを作成しよう」 そんな風にやっていくわけです。

個人的には、WORDPRESSに嫌いな点は、CMS系独特の、自分で作った記事(ページ枚数)よりも、自動で作成されるページが加わり、多少管理の面でややこしいと感じることです。

なぜかといえば、いわゆるほんとのホームページは、自分の作ったページ以外は存在しないからです。

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2012年1月5日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:分析

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