売れるしくみ

ある会社などより、「インターネットでも何でもいいから、うちの商品を売ってもらえないだろうか?」 という打診をされることがあるのですが、会社などによって、まったくその売る難易度が違っていたります。

つまり、【商品をたくさん売っている会社】 と【商品を売るのに苦労している会社】 という、2つの事例で、今回どういうしくみになっているのかを書いていきますね。

全国で売りまくっている企業の場合

国内全域で、いわゆる全国展開をしている企業の場合、常に販売をする人間を探しております。 支店長という販売拠点の責任者と面接、というか面談に近いと思いますが、たった1日に信用を得るといろいろな販売者特典がもらえます。

商品パンフレット。 販売をする為の資料関係。 商品の価格表(原価記載をされたものと、そうでないお客さま用)。 商品の販売レポート(こういうセールストークでこんな商品がよく出ている等の情報)。 販売をする為の商品サンプル。 事務所の電話の使用も無料。

たった1日面接さえやって、スキルがあると認められると、それだけでいろいろなものが使い放題となり、最初は研修なども用意され支店長などと同行したりもします。

在庫のロケーション管理は自動ですので、とりあえず注文さえ取れば、欠品なども滅多にないものです。

原価も記載されている価格表

あまり知らない会社の社長などもいると感じますが、実は企業の場合、商品を売る価格表にいくつかの種類があり、お客さまへの提示用のほかに、「この商品の裸値はいくらです=これを基準に販売価格を決めてくださいね~」 という世界だったりします。

もちろん、その商品を原価に近い金額で販売する人なんて、最初から採用にはならないでしょうし、ある程度の販売する価格の設定は自由です。

商品の販売金額である上代である、定価で売れることもあまりないと感じますが、仕入原価の下代から算出し、ある程度の利益をのせて販売を自由に設定したりしているといえばよいでしょうか。

売れない会社のしくみ

たぶんその会社の経営者の経験からくると思うのですが、【普段コンスタントに売ってはいない会社】 などの場合、販売の為の資料というものがほとんど用意されておらず。「見込み客がみつかったら、まずお電話ください」 といわれる傾向にあるように感じます。

例えば、その会社が持っている商品の在庫などを基準に、「こんな商品がいまあります。 仕入金額の原価設定はいくらになっています」 などの一覧表を作成し、常に新しいものを1週間に1度くらいメールで流すなどをしてくれないかなあ~と感じることがあるのが現実です。

面倒くさいだけではない

販売用の資料がない理由の多くは、「パンフレットなどを仕入れ先のメーカーから買ったりしても、あまりそれを配ったから売れるというものでもないんですよ~」 そんな説明が多いです。

1度くらい試して結果がダメだったりすると、もうそれはやらないと決めてしまわれてしまう傾向にあるのですが、単純に資料を用意したり、作成したりすることが面倒くさいというものでもないみたいですよ。

販売が決して得意ではない会社の社長などの場合、「仕入金額とかをあまり知られたくない」 という想いが相当根強くて、この為、「都度電話してください」 という感じになるみたいです。

信用されるのに数年かかる

例えばある小さな会社などの商品の販売を支援していると、意外にも数年経った頃にわかることがある。 それは、商品の仕入金額が相当安かったりしているのに、かなり利益をのせて売ってもらおうとしていることだったりする。

企業の場合、たった1日の面接さえ通過できれば、一気に信用され、仕入金額までわかりもするし、販売の展開方法まで丸見えの世界だったりします。

ところが、小さな会社の場合、数年くらいお付き合いが続いた時に、初めて仕入金額がこのくらいではないかなあ~ という感じで、少しお話をしてくれるようになったりします。

売れないには理由がある

インターネットのホームページというものを通して、何か商品やサービスを売りたいという人は少なくない! でも、売れている会社やお店というのは、それなりに売れる為の工夫をやっていると思う。

今売れていない人であっても、これは、ホームページを作成するということをあなたの手で行う! ということを繰り返していく内に自然とやり方のようなものを覚えていくのだと思います。

やらないから、いつまで経っても説明をするという部分や、お仕事の単純化というものが見えてこないのではないかと思うのです。

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2012年2月14日 | コメント/トラックバック(0) |

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